どこにもない

いえーい

わたしはわたしでいるしかないのにあの子みたいになりたくて思ってもない言葉を吐いた。全てだったのに、どうしてここを離れたの。あなたしかいないわたしをどうしてここに置いてけぼりにしたの。あの日からどん底のままわたしはなにも手に入れてはいない。失っていない。ここにはいない。どこにもいない。どうしても触りたかった。その指 その声 その仕草。あなたを散々傷付けて、あなたに散々傷付けられた。あの日から虚しくなかった時なんて1日もない。みんなが見張ってる。早く落ちろってずっと見てる。もう沢山だ